楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもので、MSCスプレンディータでのクルーズもいよいよ最後の夜。ヨットクラブ専用レストラン「ロリーボ」でのラストディナーは、イタリア船会社ならではの美味しいお料理と、心温まるスタッフとの交流で特別な時間となりました。豪華客船での最後の夜の忘れられない思い出をお伝えします。
MSCヨットクラブ専用レストラン「ロリーボ」でのラストディナー
優雅な「ロリーボ」レストランの雰囲気

MSCヨットクラブ専用のレストラン「ロリーボ」でラストディナーです。店内は上品で洗練された雰囲気。MSCヨットクラブならではの優雅な空間で、ゆっくりと食事を楽しむことができました。
こちらの「ロリーボ」はMSCヨットクラブ専用なので、好きな時間に食事をすることが出来ます。また、ヨットクラブ宿泊者と同伴であれば、一般のお客様も別料金で食事することが可能なようです。船の中では、長期間クルーズで一緒に居ると他のお客様と仲良くなったりすることがあるので、そのような対応も可能なのでしょう。
MSCクルーズの絶品ディナー|イタリア船会社ならではの美食


MSCはイタリアの船会社だけあって、お料理が本当に美味しいです。今回はショートクルーズだった上、旦那さんが体調を崩したため、他のレストランは行けませんでしたが、「ロリーボ」でも定番のメニュー以外に毎日変わるメニューがあり、ここだけでも全く問題ありませんでした。

特に、このバジルのリゾットは最高でした!濃厚クリーミーかつ絶妙な味わいで、今まで食べたリゾットの中でもトップクラスだと思います。トッピングのイカもマッチしていて、また食べたいと思う美味しさでした。MSCスプレンディータのレストラン「ロリーボ」で食べるべき一品です。

メインの仔牛のステーキも美味しかったですが、かなりボリューミーで旦那さんとシェアしてもお腹いっぱいになりました。
船内にレストランは多数ありますが、ディナーは基本的に決まったレストランになります。他に、別途料金でステーキハウスや寿司的(?)なレストランがあったりするので、本当に飽きることはありません。また、今回はショートクルーズだったので特にドレスコードが無かったのですが、中長期クルーズになると、「ホワイトナイト」(ドレスコードが白)や「フォーマルナイト」などがあったり、様々な工夫で楽しませてもらえます。
クルーズ旅行の魅力|スタッフとの心温まる交流
クルーズでの食事の楽しみは、お料理だけではありません。こちらのMSCヨットクラブ専用レストラン「ロリーボ」では、テーブルというかお客様ごとに数人の担当のスタッフのが決まっていて、毎回同じ方がサービスしてくださいます。パンにはバターでなくオリーブオイルなど好みの食べ方を覚えてくださったり、これまでのクルーズの話を聞かせて頂いたりしました。
日本語を勉強中というスタッフの方もいらっしゃって、簡単な会話を教え合ったり食事の時間がより楽しいものになりました。

最後は毎日サーブしてくださったスタッフの皆さんと記念撮影をしました。こういう人と人とのつながりも、クルーズ旅行の魅力のひとつかもしれません。明日下船するのが本当に寂しくなってしまいました。
MSCヨットクラブで過ごす最後の夜の過ごし方

ディナーの後は、ヨットクラブエリアで最後の夜をゆっくりと過ごしました。MSCの代名詞でもあるクリスタルの階段は、ヨットクラブではゴールド仕様で、より一層ゴージャスな雰囲気を演出しています。

最後の夜の最後のピアノ演奏も聞くことができました。前日に、明日の夜はこの曲が聞きたいとリクエストしていた曲を演奏して頂いて、素敵なラストナイトになりました。

短かったけど素敵なクルーズに乾杯!あっという間の5日間でしたが、本当に濃密で思い出深い時間を過ごすことができました。
抜港というハプニングもありましたが、それも含めて全てが良い思い出です。このMSCクルーズのラストディナーは、素晴らしい思い出の一部となりました。船旅ならではの特別感と、スタッフの皆さんの温かいおもてなしに心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。
明日はいよいよ下船の日。まだクルーズが終わってほしくない気持ちもありますが、次の目的地ヴェニスへの期待も膨らみます。
次回記事
次の記事では、MSCスプレンディータとのお別れと、まさかの下船の港を勘違いするというハプニングをお伝えします。ヴェニスから離れたトリエステでの下船と、ヴェニスへの移動をレポートします。
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この記事は2024年11月に渡航した記事を掲載しております。レストランの営業時間や料金、観光施設の情報は変更される可能性がございますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
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