ヴェニスからの帰路、トルコのイスタンブール空港での乗り換えを体験してきました。この記事では、広大な免税店エリア、イスタンブール空港のiGAラウンジ、そして非ユーロ圏乗り換えならではのパスポートコントロールまで、実際に利用して分かったリアルな情報をお届けします。
イスタンブール空港乗り換えガイド|パスポートコントロールとトランジット

まず1回目の乗り換えでイスタンブール空港に到着。行きと同じくパスポートコントロールに並び、今度はそのまま免税エリアへ。
イスタンブール空港での乗り換えは、行きの時と同じように入国審査を通過する必要があります。ここがポイントなのですが、ユーロ圏でない国際線の乗り換えは地味に面倒くさい。
ヨーロッパ内の移動であれば入国審査なしでトランジットできることがほとんどですが、トルコは非EU圏のため、一度入国扱いになってからの乗り換えとなります。時間に余裕を持ったスケジュールにしておくことをおすすめします。
パスポートコントロールを通過して、やっと免税店エリアへ。
圧巻の広さ|イスタンブール空港の免税店とトルコ土産

イスタンブール空港の免税店はとてつもなく広かった!これは本当に驚きました。

見渡す限り免税店。行きのターンテーブルのごとく、どこまで続くのだろうという広さ。 他の国際空港と比べてもかなりの広さの免税エリアだと思います。

通路も非常に広々としていて、多くの乗り換え客で賑わっていました。これだけ広大な免税店があるなら、乗り換え時間が長くても退屈することはなさそうです。
免税店エリアの全貌と注目のお土産

特に嬉しかったのが、エジピシャンバザールで美味しかったアップルティーの缶入り発見!お土産にするなら少々高くてもこちらがおすすめ。他にローズとかザクロなんかもある。缶入りなので持ち運びも安心ですし、お土産としても喜ばれそうです。

チョコレートやら、あの甘いお菓子バクラヴァ系のお菓子やらなんでもある。 トルコの代表的なお菓子バクラヴァも豊富に揃っていました。街中で食べて美味しかった方は、ぜひ空港でもチェックしてみてください。

個人的には色々な種類のソープも気になるところで、トルコにはヤギやロバのミルクを使ったお肌に優しい石鹸が数多くあります。他にも、オリーブオイルベースのものなど、自然派の石鹸が豊富にありました。パッケージも素敵なので、お土産としても良いかと思います。
イスタンブール空港で利用できる4つの国際線ラウンジ
イスタンブール空港の国際線で使えるラウンジは下記の4つがあります。
- iGA国際線ラウンジ(iGA International Lounge)
- スカイチームラウンジ(SkyTeam Lounge)
- ターキッシュエアラインズ ビジネスラウンジ(Turkish Airlines Business Lounge)
- ターキッシュエアラインズ マイルズ&スマイルズ・ラウンジ(Turkish Airlines Miles & Smiles Lounge)
ターキッシュエアラインズのアライアンスはスターアライアンスなので、ワンワールドのJAL派閥の我が家はプライオリティパスで利用できるiGA国際線ラウンジ一択です。
我が家はJGC会員で、マイルを集約すべくなるべくワンワールド系のエアラインを利用していますが、こういう時はスターアライアンスのステータスホルダーでもあればと思ってしまいます。オープンジョーであらゆる空港を利用し、航空券代節約のため乗り換えなどをする我が家では、プライオリティパスは保険のようなラウンジサービスになります。
ちなみに、プライオリティパスが使えるカードで一番おすすめはこちらのセゾンプラチナビジネスアメックスカードです。ビジネスカードとなっていますが、一般のサラリーマンでも取得可能です。
イスタンブール空港iGAラウンジ完全レビュー|広さ・食事・利用条件

イスタンブール空港の免税店チェックも終わり、ラウンジへ。 案内に従って進むと、このような大きく長いエスカレーターが見えてきます。この上がイスタンブール空港のiGAラウンジです。

ここのiGAラウンジがかなり広いと聞いていましたが、お客さんもめちゃくちゃ多い。むしろ、誰でも入れそうな勢いです。ラウンジの入り口には長蛇の列が出来ていました。

案内板で見ただけでもかなり広いことが分かります。5,150平米の広さがあり、約650名の収容人数だそうです。ドーハのハマド空港の「アル・サファ ファーストクラスラウンジ」や「アル・ムルジャン ビジネスラウンジ」は利用したことが無いのでわかりませんが、もしかしたらそれより広いかもしれません。最近オープンした、「アル・ムルジャン ビジネスラウンジ「ザ・ガーデン」」は7,390平方メートルありますので、そちらよりは狭いということになりますが、とにかくとてつもなく広いラウンジであることに間違いありません。

入ってみたけど、噂通りとにかく広い!座席数も相当多く用意されていますが、利用者もそれを上回る数で軽くイス取りゲーム状態です。
広々としたラウンジと食事の正直な評価


しかし、期待していた食事については少し残念な結果でした。そして食べ物はかなり量も種類も少ないというのが正直な感想です。これだけ広大なラウンジなので、食事も充実していることを期待していたのですが、利用者数に対して食事の選択肢が限られているようでした。
ホットミールはセルフサービスではなく、学食などのようにスタッフの方によそって頂くスタイルで、種類も少なく品切れ中のお料理も多いです。空港で食事を考えている方は外のレストランを選んだほうが正解かもしれません。
座席は快適で、ゆっくりと過ごすことができますが、先にも述べたとおり利用客数に対して全然席数が足りていません。イスラム文化のある国らしく、ノンアルコールエリアなどありますので、間違えないように座席を選ぶ必要もあります。

イスタンブール空港のiGAラウンジでは、食べるのは諦めてバーカウンターで飲むのが正解かもしれません。バーカウンターでは各種アルコールや軽飲料が用意されており、こちらの方が充実していました。
次は、まだまだ帰国経由地のドーハへ出発です。
イスタンブール空港乗り換えのコツ
実際にイスタンブール空港での乗り換えを体験して分かった、スムーズに過ごすためのコツをまとめました。
時間配分: パスポートコントロールには時間がかかる可能性があるため、乗り換え時間に余裕を持ったスケジュールがおすすめ。
ラウンジ利用: iGAラウンジは広いですが利用者も多く食事の種類・量も少ないため、ドリンクサービス利用目的が正解。
免税店での買い物: 免税店エリアが巨大すぎるので、お目当ての商品がある場合は、早めに場所を確認しておくのがベター。
お土産購入: アップルティーやお菓子類トルコ石鹸など、あらゆるものが空港でも購入できます。バザールでは包装が簡易的なので、きちんとしたお土産を買うのならば空港がベスト。
まとめ|イスタンブール空港乗り換えをスムーズにするコツ
イスタンブール空港での乗り換えは、その広大さに圧倒されますが、事前にポイントを押さえておけば、待ち時間を旅の特別な一部に変えることができます。
広大な免税店エリアでは、トルコらしいお土産探しを楽しみ、iGAラウンジではフライト前の時間をゆったりと過ごすのがおすすめです。また、非EU圏の国際線乗り換えでは、パスポートコントロールが必要となるため、時間に余裕を持った計画が重要です。
この記事が、あなたのイスタンブール空港での乗り換えをスムーズにし、快適な空の旅の一助となれば幸いです。
次回記事
次の記事では、《ドーハハマド空港のラウンジ体験記|帰国便の様子と旅の終わり》をお届けします。最終経由地での過ごし方や充実したラウンジ施設、そして今回の旅の締めくくりについてご紹介予定です。
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この記事は2024年11月に渡航した記事を掲載しております。レストランの営業時間や料金、観光施設の情報は変更される可能性がございますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
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